@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00001016, author = {野口, 郁惠 and 大町, いづみ}, journal = {保健学研究, Health Science Research}, month = {Jul}, note = {目的:障害をもつ子どもを養育する家族には,子どもと家族が置かれた状況に気づき,問題を自覚し,生 活の調整と改善を図る力,家族エンパワメントがより必要とされる.本研究の目的は障害をもつ子どもの 母親のエンパワメントに影響を及ぼす要因を明らかにすることである. 方法:A障害児施設に外来通院中で,在宅療養中の障害をもつ10歳以下の子どもの母親で,自記式質問票 に有効回答のあった117人を解析対象とした.「家族エンパワメントスケール(FES)」得点を従属変数とし, 関連要因についてMann-WhitneyのU検定,重回帰分析を行い検討した. 結果:対象者の平均年齢は39.3±5.3歳,家族形態は核家族92人(78.6%)が最も多かった.子どもの平均年 齢は5.6±2.8歳で第 1 子が多く,診断からの期間の平均は4.2±3.0年であった.重回帰分析の結果,「診断か らの期間が長い」(p=0.002)「子どもの性別が男児」(p=0.016)「医療職への相談あり」(p=0.029)の順にエンパワメントの高さに有意に関連していた. 結論:母親のエンパワメントを高めるための支援では,より早い専門家からの支援と子どもの性別を考慮 する必要性が示唆された., 保健学研究, 33, pp.25-34; 2020}, pages = {25--34}, title = {在宅療養中の障害をもつ子どもの母親のエンパワメントに影響を及ぼす要因}, volume = {33}, year = {2020} }