@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00015439, author = {土屋, 凉一}, issue = {12}, journal = {胆と膵}, month = {Dec}, note = {『膵の語源について(3)』にて、「いわゆるKaloumenon」という言葉が置かれた理由を探ることにし、前篇で、アリストテレスはヒトの構造・機能と関連づけて動物誌を記述したこと、動物誌製作年代は347~335BC頃であること、さらに、「いわゆる」のついた他の3つの臓器・組織には、いずれも別名があって、膵のみは別名がなかったと報告した。本篇では、アリストテレスの時代またはそれ以前の解剖学者とその業績を検討、最後にホメロスの詩が、前8~9世紀の医療状況を知る上で大きな参考になると思われた。‘膵’の言葉の前後の文を再検討したところ、和訳と違って、原文および英訳文では、腸間膜に分布する血管は「パンクレアス」に達した血管から分布している、となっている。動物誌の中で、ここだけに膵の言葉は出ていて、それが腸間膜に分布する血管の起始部になっている所を著者が強調したかったのではないかと推察され、この文章は、後で追加したものではないかという疑いを抱かせる。, 胆と膵, 27(12), pp.963-968; 2006}, pages = {963--968}, title = {膵の語源について(5)}, volume = {27}, year = {2006} }