@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00015441, author = {土屋, 凉一}, issue = {1}, journal = {胆と膵}, month = {Jan}, note = {アリストテレス『動物誌』に「いわゆるパンクレアス」という言葉をみてから古代医学の探訪は,今もインドネシアに在る鶏の膵による占い以外は,全く徒労であり,またアリストテレスが膵を知っていたとは思えなかった。彼の著作と学園を引き継いだのは最も忠実であったテオプラストスであった。彼は学頭として37年間活躍したが,アテナイ市民より信頼され,多くの学生が教育をうけ学園は発展した。その頃エジプトではプトレマイオス王朝の創成期,アレクサンドリアでは,ヘロピロスが王の支援を受け,人体解剖学が極められた時であった。へロピロスの膵についての情報は,ストラトンから得たであろう。テオプラストスの著作リストの中に『アリストテレスの動物誌1~6巻からの抜粋』があり,『動物誌』の「いわゆるパンクレアス」とその前後の文章が,テオプラストスによって改窟されたことを示唆するものである。, 胆と膵, 31(1), pp.103-109; 2010}, pages = {103--109}, title = {膵の語源について(7)}, volume = {31}, year = {2010} }