@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00016186, author = {篠原, 晶子 and 池田, 章子 and 矢部, 嘉浩 and 井口, 茂}, issue = {3}, journal = {理学療法学, The Journal of Japanese Physical Therapy Association}, month = {Jun}, note = {当院では,腰痛患者に対する保存療法として腰痛に対する自己管理を目標とした腰痛専門外来(以下,腰痛クリニック)を2003年6月より実施している。今回,腰痛クリニックの紹介と約4年間の治療結果を検討し腰痛に対する治療体制について考察した。腰痛クリニックは個別指導を実施しており,その特徴は (1)MRI・診察・指導の同日実施,(2)患者・医師・理学療法士が同席した診察の実施,(3)多面的評価の実施,(4)個室での運動指導,(5)患者の症状に合わせたフォローアップなどを可能にした治療体制である。4年間の治療結果については, 2003年6月?2007年4月末までに腰痛クリニックを受診し終了した227名(女性75例・男性152例)を対象とした。評価内容は,症状の変化としてVisual Analogue Scale(以下,VAS)と日本整形外科学会腰痛疾患治療成績判定基準の日常生活の項目(以下,ADLスコア)を用い,初回時と終了時で比較し,また, 終了時の指導の理解・運動の実施状況についても調査した。対象者の疾患は,椎間板障害107例(47.3%),椎間板ヘルニア66例(29.2%)と椎間板由来が多くを占めていた。VASは初回時5.5,終了時2.4,ADLスコアは初回時8.7,終了時10.5と有意に改善していた。また,終了時の指導の理解は97.6%が得られ,運動の実施は毎日実施68.7%,週2?3回を含めると85.8%が実施していた。今回の結果より,腰痛クリニックは腰痛患者に対して有用であり,その治療体制は患者教育が得られやすく,患者自身が腰痛に対する意識を改革することが期待でき,腰痛に対する自己管理へつながるものと考えられた。, 理学療法学, 35(3), pp.116-120; 2008}, pages = {116--120}, title = {腰痛に対する自己管理を目標とした「腰痛クリニック」の取り組み}, volume = {35}, year = {2008} }