@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00021474, author = {福島, 邦夫}, issue = {2}, journal = {長崎大学教養部紀要. 人文科学篇}, month = {Jan}, note = {五来重氏は中世の遊女の呪具である木偶人形、百太夫に注目し、百太夫がイタコのオシラ様につながるものとして、中世の遊女(巫女)と東北のイタコとの関係を連続するものとして跡づけた。従来の日本のシャーマニズム研究には歴史的な視点が欠落しており、単なる現状のモノグラフとその分析に終わっているといえよう。五来重氏のこの指摘はそれに一石を投じたものであった。本稿は歴史的な視点を取り込みながら、平戸・生月のシャーマン的職能者のモノグラフと歴史的史料を中心に陰陽道とシャーマニズムの関係を考えてみようとするものである。平戸・生月ばかりでなく北部九州一帯には、トウニン、ホウニン、ダイニンなどと呼ばれるシャーマン的な民間宗教者が存在する。そのことについてはすでに別稿で触れた。以下の報告では、彼らのイニシエーションに注目し、また、彼らを生んだ宗教的な伝統を明らかにすることを目的として、平戸・生月の例を取り上げながら、考えてみたい。まず、いくつかの事例を報告する。, 長崎大学教養部紀要. 人文科学篇. 1996, 36(2), p.93-104}, pages = {93--104}, title = {平戸・生月の民間宗教者について - 陰陽道とシャーマニズム}, volume = {36}, year = {1996} }