@techreport{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00023003, author = {工藤, 健}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 1. 米国のマクロ経済データに基づいて、まずは財政収支と経常収支、為替相場の相関関係を確認する。その結果を踏まえて、構造形ベクトル自己回帰モデルに基づき、財政収支の改善が経常収支や為替相場に及ぼす効果について分析する。 2. 対テロ戦争以後の急速な財政収支の悪化により、米国の財政収支と経常収支の間の相関が高まり、再び1980 年代の「双子の赤字」の状態に近づきつつある。ただし、財政収支と為替相場との相関に関しては必ずしも80 年代と同じとは言い切れない。 3. 財政収支の改善は経常収支の改善と為替相場の増価をもたらすが、経常収支の改善幅はそれほど大きくない。一方、為替相場の減価は財政収支と経常収支を改善させる。ただし、財政収支に対する効果はごく短期的であり、その規模も小さい。, 日本経済研究センター編 『欧米研究報告書 対外不均衡の経済学:米経常収支赤字を読み解く』 第7章}, title = {米国の財政収支と経常収支 : 「双子」か「他人」か?}, year = {2006} }