@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00023796, author = {小島, 道生}, journal = {長崎大学教育学部紀要. 教育科学}, month = {Jun}, note = {本研究の目的は、発達障害者の対人交渉方略の特徴とその関連要因、さらには親密性と状況要因の影響について明らかにすることである。ダウン症以外の発達障害者25名を対象として、仮設の対人葛藤場面を用いて対人交渉方略について検討した。その結果、対人交渉方略として「じゃんけん」(3名)や「相互・互恵的方略」(1名)を使用する者は、「自己重視型方略」(10名)や「他者重視型方略」(11名)を使用する者よりも有意に少なかった。また、相手の感情を推測できた対象者は12名(48.0%)であった。親密性の影響を検討した結果、見知らぬ人が相手の場合は「自己重視型方略」(21名)、教員または指導員が相手の場合は「他者重視型方略」(23名)を使用することが明らかとなった。状況要因について検討した結果、人数が増えた場合、「他者重視型方略」(23名)を使用することが明らかとなった。従って、発達障害者は親密性や状況要因の変化によって、対人交渉方略を変化させることが示された。, 長崎大学教育学部紀要. 教育科学. vol.69, p.43-49; 2005}, pages = {43--49}, title = {発達障害者の対人葛藤場面における対人交渉方略に関する研究}, volume = {69}, year = {2005} }