@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00024548, author = {和田, 義人 and 小田, 力}, issue = {2}, journal = {長崎大学風土病紀要, Endemic diseases bulletin of Nagasaki University}, month = {Jun}, note = {1962年10月上旬,愛媛大学農学部研究農場内の牛舎と豚舎及び農場外の私設の2つの共同豚舎の4ケ所で,場所と日を区別できるよう3色のペンテルペンで翅に記号をつけたイエバエを4日間にわたり放逐し,上記4ケ所のほかに寄宿舎及び人家の計6ケ所で,8日間イエバエを採集して,記号別再捕獲個体数からイエバエの分散状況を調べた.3719個体放逐した中,296個体が再捕獲されたが,その大部分の286個体は夫々の放逐場所で再捕獲され,イエバエの分散範囲が本実験条件下では比較的小であったことを示す.残りの10個体は放逐場所以外で再捕獲されたもので,その数は少ないが,放逐ハエはその時の発生量と比較すると非常に少ないから,実際にはかなりの個体が各場所から分散していることが推測できる.各場所各日における記号別再捕獲個体数から各場所における総個体数の推定を行なった所,農場牛舎における推定値は,10月7日の3858から12日の600と減少した.これは主として,10日に2つの共同豚舎に行なった残留噴霧と幼虫駆除により,推定17747個体のイエバエが殆んど全滅し,そこからの飛来ハエ数も激減したことによると考えられる.このことは,また,密閉堆肥舎の使用に拘らず,農場内でかなりの数のイエバエの活動が認められたのは,2つの共同豚舎に原因があったことを示すものでもある.各場所における総個体数の推定値と記号別再捕獲個体数から,殺虫剤によるハエの駆除を行なうまでの間の分散個体数は1日に約680と推定される., The control of housefly by using "the large four-roomed closed tank for animal manure" was started by Sendo from March, 1962, in the Experimental Research Station (ERS), Faculty of Agriculture, Ehime University. But the results were below expectations. Th, 長崎大学風土病紀要 5(2), p.116-122, 1963}, pages = {116--122}, title = {豚舎周辺におけるイエバエの分散範囲とその個体数}, volume = {5}, year = {1963} }