@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00003307, author = {舛元, 崇史 and 呉屋, 博 and 立岡, 昌文}, journal = {教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {本実践研究は,児童の「ことばのカ」を育むために,児童に普段使っていることばを意識させる外国語活動の授業を設計・実施し,「メタ認知的知識の構造」(山田恭子ら,2010)を軸に評価を 行い,ことばへの理解カや活用力を高める授業づくりを実践的に探る取組である。児童の「ことばの力」を育むことを本実践研究の目的とした背景には,グローパル化が進む世の中にあっても,自分の伝えたいことはことばで相手に伝えることのできる人に育ってほしい,という筆者の願いがある。ことばで相手に伝えることができるようになるためには,小学校段階から自分の使う「ことば」を意識することが大切であると考えた。「ことばのカ」を育てる重要性は,言語力,コミュニケーション能力,伝え合うカ等,様々に表現を換え,他方で言われているところである。しかし,その重要性を取り上げながらも,これらに関する授業実践の成果は少ない。そこで,本実践研究は「ことばの力」を育む授業実践・評価を行っていく。人と話している際に,ことばに意識を向けて話している児童は少ないだろう。普段無意識に使 っている「ことば」を意識するためには,普段とは違う視点から「ことば」を見てみる必要があ る。本実践研究においては,外国語活動がそれである。「ことばの力」を育むために,外国語活動 において授業実践を行う。実施した外国語活動の授業を「メタ認知的知識の構造」(山田恭子ら, 2010)を軸に評価すると,「コミュニケーション志向」(p<.05)に関して有意な上昇が見られた。授業は児童のコミュニケーションに対する態度を高めるのに寄与したと読み取れた。「ことばのカ」に関しては今後も検証が必要なものであろう。, 教育実践総合センター紀要, 15, pp.321-330; 2016}, pages = {321--330}, title = {「ことばの力」を育む外国語活動の授業研究}, volume = {15}, year = {2016} }