@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00000369, author = {永江, 誠治 and 河村, 奈美子 and 星, 美和子 and 本田, 純久 and 北島, 謙吾 and 岩瀬, 信夫 and 小澤, 寛樹 and 花田, 裕子}, journal = {保健学研究}, month = {Sep}, note = {目的:虐待被害者が自立していくためには様々な課題がある.虐待被害者の委託経験のある里親が感じて いる,虐待被害者の自立における課題と必要な支援について明らかにする. 方法:2012年9月~2013年8月に,全国のファミリーホームおよび里親会に所属する里親を対象に自記式質問紙調査を実施した.ファミリーホーム協議会会長および各里親会会長より調査用紙を配布し,回答は郵送法とした. 結果:ファミリーホーム85件,里親273件の計358件から回答を得た(回収率30.4%).虐待被害者(虐待被 害疑い含)の養育経験があるのは229件(64.0%)であった.有効回答202件を解析した結果,6割以上の里 親が,児が自立する上でコミュニケーションの取り方を学んでない,基本的生活習慣が身についてない,ストレスへの対処方法を学んでないことに強い不安を感じていた.また,86.1%の里親が,措置解除後の継続的支援の必要性を強く感じており,その必要性は,コミュニケーションの取り方を学んでいないこと(r=.327, p<.001),ストレスへの対処方法を学んでいないこと(r=.311, p<.001)等と有意な相関があった. 結論:虐待被害者が抱える自立に向けての様々な課題を委託期間内で克服することに里親は困難を感じて いた., 保健学研究, 32, pp.43-53; 2019}, pages = {43--53}, title = {里親が感じている虐待被害者の自立における課題と必要な支援~里親・ファミリーホームを対象とした全国調査より~}, volume = {32}, year = {2019} }