@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00000372, author = {橋爪, 可織 and 後藤, ひかり and 山本, 綾乃}, journal = {保健学研究, Health Science Research}, month = {Sep}, note = {目的:治療の多様化や治療期間の長期化により,乳がん患者の情報利用が盛んである.本研究は,乳がん 患者がインターネットからどのような情報を得ているのか,またインターネットからの情報利用に伴う利点と困難およびその対処方法について明らかにすることを目的とした. 方法:乳がんと診断された女性7名を対象として半構成的面接を行い,質的帰納的に分析した. 結果:インターネットによる情報収集の内容は,疾患や治療に関することや,仕事や活動の工夫,子供に関することなど多岐にわたっていた.インターネットからの情報利用に伴う利点は【情報源になる】【気軽に調べられる】【心理的安寧につながる】の3カテゴリー,困難は【必要な情報の不足】【情報の多様性に対する混乱】【知ることでの不安】の3カテゴリー,困難に対する対処方法は【適切な情報の選択】【情報に振り回されない】【医療者に相談する】の3カテゴリーが導き出された. 結論:インターネットによる情報利用は利点と困難の両側面を持つため,それを理解した上で効果的で効 率的な情報利用が必要である.医療者は患者のヘルスリテラシー向上へ向けた支援が必要であることが示 唆された., 保健学研究, 32, pp.75-85; 2019}, pages = {75--85}, title = {乳がん患者のインターネットからの情報利用における利点および困難とその対処方法}, volume = {32}, year = {2019} }