@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00000378, author = {大山, 祐介 and キット, 彩乃 and 永田, 明}, journal = {保健学研究, Health Science Research}, month = {Sep}, note = {目的:日本で発生した3つの地震災害で被災した糖尿病療養者の生活における困難を明らかにする. 方法:Scopusおよび医中誌webで1995年から2018年までの期間で,地震災害によって被災した糖尿病療養者 を対象とした文献を検索し,23編の文献を得た.被災した糖尿病療養者の困難についての記述をコード化し,帰納的に分析した. 結果:文献の内訳は,阪神・淡路大震災8編,新潟県中越地震5編,そして東日本大震災10編の合計23編で あった.分析した結果,「薬を失くしたことや対応がわからないために治療の継続が難しい」,「自分の糖尿病の状態に合った食事を摂取できない」,「今までのように運動療法ができない」,「地震後の恐怖や不安で眠れない」,「被災後は糖尿病の治療以外のことのほうが大切に感じられる」,「避難所生活が糖尿病を悪化させる」,「交通の手段がなく病院を受診することができない」,「コミュニティ崩壊によって孤独を感じる」,「情報がなく先が見えない」,「糖尿病を隠す,あるいは病気について相談しない」の10カテゴリーが見出された. 結論:被災した糖尿病療養者は,地震災害によって食事や運動,環境など生活状況の変化に関連した困難が生じており,生活の変化を視点として被災者に接するという看護支援の方向性が示唆された., 保健学研究, 32, pp.129-138; 2019}, pages = {129--138}, title = {阪神・淡路大震災,新潟県中越地震,東日本大震災で被災した糖尿病療養者の生活における困難}, volume = {32}, year = {2019} }