@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00003941, author = {寺川, 愛美 and 吉田, ゆり}, journal = {教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {特別支援学校小学部に在籍する発語の少ない自閉スペクトラム症児1名を対象とし、個別指導を行う。「本人が日常で使うことができて周囲が許容できる範囲の発語」を、目標として10語程度可能にすることを目指し、指導プログラムを立案、実施した。  実践にあたっては、①課題Ⅰ:構音器官の運動、②課題Ⅱ:音声模倣の課題、③課題Ⅲ:1語文表出の課題、④課題Ⅳ:コミュニケーションに役立つ発語を促進する課題の独自のプログラムを作成、実施した。課題Ⅰ、課題Ⅱでは、課題ごとに数段階の評価レベルを作成、評価した。課題Ⅲでは、表出回数・明瞭度・自発性を測定し、獲得言語の種類等を導き出した。 課題Ⅳに関しては、日常場面を観察し、生起数等を測定した。  実践をもとに総合的な考察を行った結果、本人が日常で使うことができて周囲が許容できる範囲の発語を、目標であった10語に近い7語を獲得した。さらに、個別指導の効果やA児の変化などから、個別指導を通して、コミュニケーションの拡大が可能になったと考える。, 教育実践総合センター紀要, 16, pp.256-265; 2017}, pages = {256--265}, title = {発語の少ない自閉スペクトラム症児へのコミュニケーション指導・支援}, volume = {16}, year = {2017} }