@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00003951, author = {松永, 光曜 and 倉田, 伸 and 篠﨑, 信彦 and 呉屋, 博}, journal = {教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {本実践研究では、児童が「自ら課題を発見し、それを解決していく過程」に焦点を当て小学校体育科(マット運動)において、児童の主体的な学びを支援するための教材・教具の活用に関する試みを行い、今後の指導の在り方に関する課題を明らかにする研究を行った。教材・教具の活用に関する試みについては、児童の課題発見を促すために「手本の動き」と「比較したい動き」の2種類の映像をタブレット端末で比較する「動画比較」を行い、その有効性を検証した。また、今後の指導の在り方に関する課題については、「授業映像」や「授業で使用した学習カードの記述内容」、「運動有能感測定の結果」、「課題発見活動における動画比較が役に立ったのか調べるアンケート調査の結果」を基に分析・こうs多雨を行った。その結果、課題発見活動における動画比較の有効性については、活動に参加した約9割の児童が肯定的に感じていることがわかった。また、児童が自ら課題を発見し、解決していく学習活動は運動有能感が低いとされる集団においては運動有能感の向上がみられた。  このことから、動画比較を用いることは、児童の課題発見の役に立つということ。そして、運動有能感の低い児童にとって課題発見・解決活動を取り入れた実践を行うことは、児童の運動有能感の向上に繋がるということがわかった。最後に、指導の在り方についても今後の課題を明らかにすることができた。, 教育実践総合センター紀要, 16, pp.357-367; 2017}, pages = {357--367}, title = {児童の課題発見・解決活動を促す動画比較を活用した授業実践}, volume = {16}, year = {2017} }