@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00004406, author = {福田, 和代 and 綿巻, 徹 and 笹山, 龍太郎}, journal = {教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {本実践研究では、ひっかき行動がニーズとなっている重度知的障害の自閉症男児(特 別支援学校小学部4年生)1名を対象に、場面問多層ベースラインデザインに似せた 方法で、ひっかき行動を標的行動とする指導を約6か月間(5-12月)実施し、それ を低減、消失させることができた。事前アセスメントとして、教師への聞き取り、MAS、 一日の学校生活の行動観察10セッションを行い、2つの生起要因(教師との距離の近 さ、教師との関係の持続希求)に起因する標的行動の指導を4場面で行った。この指 導と並行して実施した事中アセスメント(一日の学校生活の行動観察)で判明した新 たな2つの生起要因(特定生徒の存在、尿意)による標的行動の指導を2場面追加、 実施した。指導期間全体を通じて、アセスメントの結果、標的行動の変容状態に関す る情報を担任と共有、協議しながら指導を進めた。行動問題の指導では、まずしっか りとした行動観察を行い、その内的・外的要因を明確にすること、その情報を教員闘 で共有し合いながら指導体制を確立、実行することが重要であることについて考察し た。, 教育実践総合センター紀要, 13, pp.211-220; 2014}, pages = {211--220}, title = {特別支援学校小学部に在籍する一自閉症男児の行動問題への応用行動分析を用いた指導}, volume = {13}, year = {2014} }