@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00004408, author = {佐々木, 洋光 and 小原, 達朗 and 笹山, 龍太郎}, journal = {教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {本実践研究は,特別なニーズを要する児童が在籍する学級の中で,一人ひとりの社会的能力を高め合い,学級あるいは社会で適応していくカの育成を図ることをねらいとした。方法は,観察とQ-U調査によって明らかになった児童一人ひとりと学級の課題をもとに「他者との関わり」に関する社会的能力に焦点を当て,学級全体にSGEによる介入を継続的に行った。後半ではSGEを継続すると共に,そこで培った社会的能力を活用した協同学習の在り方と効果について検討を図る実践を行った。その結果,Q-U調査の比較では,学級生活満足群に属する児童が増加し,非承認群,侵害行為認知群は大きく減少した。また「他者との関わり」に関する社会的能力に課題が見られた4名の児童に着目すると,A児D児が生活不満足群から生活満足群へと移行しており他者との関わりの面で大きな改善がみられた。要支援群と支援無し群を比較すると「他者との協力」に関する項目で開いていたその差が縮まっていることが分かった。小学校段階においてSGEと協同学習を組み合わせた介入方法は,協同を通して児童一人ひとりの「適応力」を育む一方策として有効であることが示された。, 教育実践総合センター紀要, 13, pp.231-239; 2014}, pages = {231--239}, title = {特別なニーズを要する児童が在籍する通常学級における学級適応力の育成に関する実践}, volume = {13}, year = {2014} }