@article{oai:nagasaki-u.repo.nii.ac.jp:00008142, author = {進野, 智子 and 小川, 理恵 and 加藤, 千恵 and 川端, 紀子 and 松尾, 登紀子 and 松島, 綾 and 松永, 康代}, journal = {長崎大学教育学部教育科学研究報告, Bulletin of Faculty of Education, Nagasaki University. Educational science}, month = {Jun}, note = {幼児のひとり遊びの発達的変化を明らかにするため,3歳児16名・4歳児33名の2つの年齢群のひとり遊びが同時期に1年間にわたって縦断的に観察され,8ミリビデオにより記録された。3歳児は6月および8月を除いて,4歳児は夏期休暇中の8月を除いて毎月観察された。幼児のひとり遊びは,遊び場所・遊びに使用された素材,道具,遊具・遊び中の行動・言語化に関するカテゴリーについてチェックリスト法により分析された。また,データはひとり遊びの継続時間・発生率についても分析された。その結果,以下のことが明らかにされた。 1.3歳児も4歳児もひとり遊びをする。ひとり遊びの発生数は,3歳児から4歳児になるにつれ減少する。4歳児では1年間を通じて1度もひとり遊びしなかった幼児がいる。 2.ひとり遊びは,3歳児に関しては保育室で頻繁に観察された。 3.同一の素材を使用しても,3歳児と4歳児とでは遊び方の質的な差異のあることが,粘土の素材の場合に明らかにされた。 4.ひとり遊びの際の遊具の選択に性差のあることが観察された。 5.4歳児は注視をしながらぶらぶら行動をするが,3歳児のぶらぶら行動には注視がなされない。, 長崎大学教育学部教育科学研究報告, 45, pp.231-242; 1993}, pages = {231--242}, title = {幼児の遊びに関する発達心理学的研究 ―幼児のひとり遊びに関する研究Ⅰ―}, volume = {45}, year = {1993} }